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捻挫だと思ったら蜂窩織炎だった!!

2018/12/12
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患者さんが足が痛いということで来院しました。
問診してみると足首を捻ったわけでもなく、どこかにぶつけたわけでもないとのこと・・・
見た目や症状は捻挫と同じでとても痛みがあり赤く腫れあがっており、触ると熱感・圧痛がある状態でした。


痛めるような出来事がなかったのにもかかわらず強い痛みがあったため念のために熱を測ってもらったところ、37.8度の熱がありました。
これはおかしいと思い近所の内科の先生へ連れて行きました。
そこで『蜂窩織炎』という診断を受け、すぐに入院になりました。

 


蜂窩織炎は皮膚の小さな傷などから細菌が感染し、炎症を起こす病気
珍しい病気ではないため、誰にでもなる可能性がある病気です。

 


皮膚のバリアの機能が弱っているとなりやすいです。


・虫刺されや擦り傷
・アトピー性皮膚炎やその他の湿疹
・水虫などのために細菌が増殖している など


その他にも免疫力が落ちるとなりやすいです。

 


予防としては


傷が生じた場合、皮膚の清潔を保つために小さな傷であってもよく洗う。
乾燥や冷えをでも皮膚のひび割れが起きやすくなるので水分補給と湯舟につかることは重要です!

こまめに保湿をしてあげるとより良いです♪

 

そして、感染に対する免疫力が低下しないように食事や睡眠など日常生活での健康管理にも注意が必要です。

これからの時期は運動不足でも免疫力は下がります。こまめに体を動かし循環を良くし、筋肉を動かすことで免疫力もアップします!

 

私たちは治療する際に患部だけでなく全身症状の確認を行います。

なので、このような事態が起きても医接連携というお医者さんと整骨院との関係性がしっかりできているのでスムーズに対応することができました! 

患者さんのお話をよく聞きながら対応をしていきますので安心して治療を受けていただけると思います。